子どもが小学校四年生になると、保護者が悩み始めるのが『小4の壁』というものです。
小4の壁とは、例えば今までに比べて学習内容の難易度が上がったり、生活面での自立が求められたりすることで、親子の関係や家庭のルールに変化が生じることを指します。
特に、親のサポートが必要な場面と自立を促す場面のバランスを取るのが難しくなり、戸惑うこともあるでしょう。
①放課後の居場所、親の見守り方の変化
②授業の難易度が上がることへの対処
③対人関係の複雑化
特にまず最初に保護者が直面するのは、①の『放課後の居場所や見守り方について』ではないでしょうか。
一般的に、学童保育は小学校3年生までで卒業となる小学校が多いですよね。
中には4年生までOK、申請次第で6年生までOKの学童保育もあるかとは思いますが、4年生にもなると学童へは行きたがらなくなる子も多いかと思います。
学童保育へ通えていた3年生までは、子どもの放課後の居場所について悩むことはありませんでしたが、4年生からは一気に自由になってしまうので、子どもの居場所・過ごし方・見守り方などについて大いに親子で話し合いが必要になります。
私も娘の3年生の3学期頃まではまだ、4月からの娘の行動や見守り方について考えがまとまっていなかったので非常に不安を覚えていましたが、色々な対策をして現在では安心してお互いに過ごすことができております!
我が家の小4の壁対策方法をご紹介しますね。
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小4の壁、生活面についての対策方法
学童保育を卒業後の『小4の壁・生活面編』に対する、我が家の対策やよく聞く対策をまとめてみました!
小4になると自分でできることが増える一方で、無理に自立を求めすぎると負担になることもあります。
家庭でのルールを見直し、適度なサポートを続けることが重要な時期になりますね。
【小4の壁対策①】キッズ携帯を購入
小1の頃から子どもには位置情報がわかるGPSだけ持たせていましたが、居場所は学校か学童保育と決まっていたので、困ることはありませんでした。
しかし、小4になると放課後どこへ遊びに行くかわからなくなる上、大人の見守りがなくなってしまうので、トラブルなどが起きた時に早急に連絡する手段が必要になります。
そこで、4月からは新たにキッズ携帯も持たせるようにしました!
正直スマホの方が安いし便利ですので迷いましたが、インターネットにつながる端末は連絡手段として持たせるにはまだ不必要ですし、LINEやインターネットでのトラブルの元になるとやっかいですので、インターネット接続のないキッズ携帯を導入しました!
キッズ携帯は、登録した電話番号とだけ連絡をとりあえるようになっていますので、いまは父・母・祖父・祖母・学校・習い事の教室の電話番号だけを登録してあります!
ちなみに娘はauのマモリーノ6を使っておりまして、こちらでは『+メッセージ(プラメ)』が使えるので、LINEが使えなくても家族間メールでやりとりすることができて重宝しています♪
親同士も知っていて子供同士も仲良しのお友達に限りですが、お互いの携帯で+メッセージ同士で連絡を取れるようにもしております!
放課後の遊ぶ約束や、宿題の範囲の確認などの連絡に重宝しています。

今のところ、GPSとキッズ携帯のW持ちしています!
【小4の壁対策②】いつも遊ぶ子の親同士グループLINEで繋がっておく
うちの娘の場合、同じ学童出身で家が近い子たちといつも決まって遊ぶ傾向にあったため、そのイツメンの数人のお母さん同士のグループLINEを作成し、より安心になりました!
強制的に集まるのではなく、
「いまうちの子公園いまーす!」
「これから公園行くらしいー!」
のようにカジュアルな連絡をとりあって、より子供たちが公園に行きやすくなったり、しています。
「いま〇ちゃん、うちで遊んでまーす!」
などという連絡も時々ありますね。
また、子ども同士約束したのにすれ違ってしまって会えていない様子のとき、
「公園で探しているみたいだけど会えてないらしい!」
などとグループLINEに入れておけば、
「あれ?さっきうちの子家出たんだけどな!電話してみるねー」などと、スムーズに連絡が取れるので助かっています!
【小4の壁対策③】放課後に習い事・民間学童を入れる
よく聞くのが、4年生から新たに放課後に習い事を始めさせるという方法です。
例えば、学校や自宅近くまでバス送迎のあるスイミング・英会話や民間学童に通わせるというのは一つの方法ですよね。
あとは学校や自宅から近いところにある公文式や塾などに通わせる、というのもよく聞きます!
放課後、保護者と合流するまでの間に安全かつ有意義な時間を過ごしてもらえるので、おすすめです。
【小4の壁対策④】ひろば・校庭開放・図書館などで過ごしてもらう
学童保育のように子どもを預かってもらう場所ではないけれど、放課後児童が安全に過ごせる場として提供されている施設はたくさんあります。
たとえば、小学校の『ひろば』や『校庭開放』などがそのような場所になります。
保護者が働いているかどうかにかかわらず全児童が放課後安全かつ自由に過ごせる場所ですし、一度帰宅しなくてもそのまま学校で遊んですごせるので安心なのではないでしょうか。
また、近くに図書館や児童館があるのであれば、そちらも安心して過ごせる場所の一つとなりそうですね!
特に真夏の暑い時期などは外遊びさせておくのも心配ですので、エアコンの効いた屋内で放課後過ごせる場所の一つとして、覚えておくと良いと思います。
【小4の壁対策⑤】鍵の扱い方、お留守番のルールを覚えてもらう
放課後は、遊びに行く想定ばかりではありません。
雨の日、猛暑の日、極寒の日などの天候が悪い日や、なんとなく疲れていて遊びに行く気分ではないという日も出てきます。
そんな日は無理せずに帰宅後はゆっくり自宅でお留守番しながら過ごしてもらうことになります。
子どもにとって初めてのお留守番となりますので、学童へ通っている間に次のことを練習しておくことが安心につながる秘訣ですよ!
●鍵の取り扱い方、使い方を教える
●お留守番のルールを教える
我が家の場合、鍵は絶対に落とさないようにバネのついた伸びるキーチェーンに取りつけて、いつも身に着けているポシェットの中のDカンや、ランドセルのポケットの内側につけております!

鍵が外にプラプラ出ていたりすると、「あの子は鍵っ子だな。家に大人がいないんだな。」と思われ大変危険です。必ず鍵は外から見えないよう収納することを徹底しましょう!
そしてお留守番する際のルールをきちんと話し合っておくことが大切です!
例えば我が家ではこんなルールを作りました。
●エレベーターで知らない人と二人きりになりそうだったら乗らないこと
●インターフォンが鳴っても絶対に出ないこと
●帰宅したらすぐに鍵を閉めること
●帰宅したらパパとママとのグループプラスメッセージか、BOTトークで「家ついた」と一言連絡すること
●一人で火を使わないこと
●暑かったら迷わずクーラーをつけること
●もし帰宅後、遊びに行きたくなったらパパママに一報入れて行先を告げ、鍵をしっかり閉めて出かけること
●極力、公園に行ったあとに忘れ物をとりに帰らないこと
各家庭の事情に合わせて、ルールを一緒に作成してみると良いと思います♪
学童保育卒業後の放課後の過ごし方は?小4の壁・生活面の乗り越え方 まとめ
学童保育を卒業した後の放課後の過ごし方、いわゆる『小4の壁』の乗り越え方について、我が家の一例を紹介させていただきました!
今まで大人の見守りや送迎がある守られた範囲内で遊んでいた子供が、小4になり自由に羽ばたくのは自立への第一歩として成長するタイミングであると同時に、親子で新たな方法を考えるきっかけとなりますよね。
両親が仕事を在宅に切り替えたりの調整をしやすかったり、近くに祖父母がいたりするのは一番安心だと思いますが、普通はなかなかそうもいかないと思います。
まだまだ4年生は口約束をしても守り切れない年頃ですので、ここは便利グッズや信頼できるママ友などを駆使しながら乗り越えていくのが一番安心だと思います!
我が家は、平日放課後には習い事や民間学童は入れておりませんが、GPS・キッズ携帯・信頼できるママ友たち・そしてなにより夫の力を借りながらなんとか乗り切っております。
参考にしていただければ幸いです♪
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