我が家の娘は現在8歳の小学二年生です。
幼児期に比べれば言葉は格段に達者になり、最近は意思が伝わらずイヤイヤを起こすという事もなくなりました!
毎日ケンカしたりぶー垂れたりしながらもご機嫌に過ごしてくれるようになり、親としても
だいぶラクになったなぁ・・・
という嬉しさと、一抹の寂しさを覚える今日この頃です(笑)
しかし、ここまで全てが順調だった訳ではもちろんなく、
育児が辛くて辛くて仕方がなかった時期があった事は紛れもない事実です。
まわりをみると、人間はどうも思い出を美化してしまう傾向にあるのか、現在進行形で育児に悩んでいるママパパが心無い言葉をかけられている場面を時々見かけます。
それがよりにもよって育児経験者からの言葉だったりして…何ともやるせない気持ちになります。
望んで授かった世界で一番可愛い我が子だけど、育児は未知の世界です!
一つ一つ壁にぶつかりながら頑張っています。
そりゃ時にはストレスも溜まるさ!!
ママが愚痴の一つも吐くのは許されないの…?!
子供が可愛くて仕方ないのは前提の上、なう辛いから吐き出しているのです。
愚痴ぐらいたまには吐かせてくれよ〜!!
神様じゃないんだから〜!!
私はいつでも、そんな育児でツラい思いをしている人の心に寄り添ってあげたいのです。
その為にも、自分が辛かった経験を決して美化してしまわぬようにしたい。
自分の備忘録として。
そして現在育児でツラい思いをしている人の為。
育児で辛かった事を少し振り返ってみます。
・子供を可愛く思えない自分が嫌だ
・もしかして産後うつ、育児ノイローゼかも?と不安になっている
・自分が母親になる自覚が持てない
子供が生まれる前、産休中からツラかった
※産休=産前産後休業。
出産6週間前〜産後8週間後までの間の休業の事で、誰でも取ることができます。
この出産前の僅かな自由期間も体調不良やホルモンバランスの乱れから心身がボロボロになり、ツラかったです。
毎晩悪夢をみたり、情緒不安定になって泣いてしまったり、後半はもうとにかくお腹が苦しくて寝返りも打てず、早く出てきてくれ~と願ったりしていました!
妊娠中は人生で体調最悪の日々
産休に入ったら、少しの間ゆっくりと一人の時間を楽しもう!と思っていました。
しかし、実際は妊娠中毒症&妊娠高血圧で身体が浮腫んでしまい、
加えて切迫早産の気があるとのことでウテメリンを内服する日々。
尿漏れも酷かった!
ろくに動くこともできず、安静を余儀なくされました。
結局臨月を迎えることができず35週で破水し、陣痛促進剤を打たれての出産となりました!
産休中は遊び呆けてる訳じゃないわぃ!
妊娠中ってもっと穏やかに楽しく過ごせるものと思っていました。知らなかった…
夫が仕事に行くのを妬ましいと思ってしまった
出産予定日一ヶ月前。
ついに待ちに待った産前休暇に入り、入社以来通い続けた会社に行かなくて良くなる始まりの日が来ました。
嬉しい!・・・と思いきや、
その朝は私、悲しくて寂しくて涙が止まりませんでした。
自分でもびっくりでした。
夫だけ会社に行っちゃって、ズルイよ。私なんて・・・
と思っちゃいました。
最初の1週間ぐらいは会社に行きたくて行きたくて。
このままもし保育園が決まらなかったとしたらヘタしたら1年以上も会社行けないのか・・・と不安と妬みで毎朝泣いていました。
社会からポツンと取り残されたような感覚。
なんで女ばかりこんな思いをしなくちゃならないの、という不満でいっぱいになっていました。
いまは毎日会社休みたくてしょうがないのに笑
生まれてからのツラミ。育休中は孤独との戦いだった
実の母さえ疎ましいと思った時期
産後はとりあえず数週間、実家で父母の力を借りながら育児を開始しよう、と思っていました。
しかし初日に泊まってもう次の日には帰ろう、と思うほどイライラしてしまいました。
赤ちゃんがそこにいるのにタバコを吸う父。
「あなたが赤ちゃんの時はそんなに泣かなかったのに、手をかけすぎなんじゃないの?」
などと、悪気ないのはわかるけど自分の価値観を押し付けてくる母。
せっかく実家に帰ったのに、心が休まるどころかイライラMAX!
夫と共に一泊しましたが、もう帰ろうよという事で意見が一致し、翌日帰宅しました。
産後一ヶ月は軟禁状態。訪ねてくれる友人が心の支えだった
生後1ヶ月を迎えた後に行う1ヶ月検診の日までは、基本的に外出禁止ですよね。
しかしその時期こそ、あれこれ買いたいものがあったり郵便物を出さなければならなかったり用事が山ほどあります!
前ならちょっとコンビニ行くとかいつでもできたのに、どこにも行けない。
不自由さと孤独と慣れない育児で押し潰されそうになっていました。
何をしても泣き止まない赤ちゃんを抱っこしながら、私も一緒に部屋で大声で泣きながらウロウロしていました。
何で泣いてるの!!教えてよ!!
って言葉も話せない新生児に向かって、泣きながら叫んでしまったこともありました。
幸い、この辛かった産後数ヶ月は友人たちが美味しいものやお土産を持って毎週誰かしら訪ねてきてくれたので、私にとってはそれが凄くリフレッシュになり、心の支えになっていました。
赤ちゃんを見ててくれたり、ほかの大人と喋れるだけでも気分が全然違うから。
眠れない日々、泣き止まない赤ちゃん
退院したその日からいきなり始まる寝不足の日々。
2時間おきの授乳・ミルク。
毎晩の夜泣き。
抱っこ続きで手首は腱鞘炎に。
自分はトイレも食事もままならない。
育児書・ネットとにらめっこする日々。
なかなか増えない赤ちゃんの体重。
全身に増え続ける乳児湿疹。
夜中の謎のうなり声。
育児書・ネットとにらめっこする夜。
試せることは全て試しました。
何をしてもダメ。
自分はなんてダメな母なんだろう、
お母さん失格だ。
なんて思って全てを投げ出したいような気持ちに襲われたのも、育休中でした。
誰でもいきなりママモードに切り替われる訳じゃない
子供をお腹に宿した瞬間から女は母になっていくとか言う人もいますが、正直言って出産するまで全然そういう実感は湧かなかった者の一人でした。
出産してからも嬉しいし可愛いし幸せであることは間違いないけれど、正直言って最初の頃は全然母になったという実感が湧いていなかったのも事実。
もしかしたらいまだにそうかも。
我が子が可愛い事はもちろんなんだけど、
正直新生児の頃、部屋で寝ている我が子を見てもなんだかお人形さんがそこにいるような変な感覚でした。
可愛くて可愛くて仕方ないと思えるようになったのって、我が子が笑ったり意思の疎通ができるようになってからぐらいからかもしれません!
0歳6ヶ月から保育園に通い始めると、今度は人から「◯◯ちゃんママ」と呼ばれるようになりました。
「◯◯ちゃんママ」なのはそりゃ当然なのだけど、自分がいきなり子供の保護者として振る舞わなければいけなくなったことも、最初は違和感でいっぱいでした。
ついこないだまで独身で、きゃっきゃしていた自分なのに・・・
子供を産んだからって急に保護者然として振る舞えと言われても、未知の世界なのでめっちゃ戸惑いまくりました。
ママさん達との大人の付き合い方も少し悩んでしまったり。
まぁこれは正直、今でもまだ慣れてないかな…
そして仕事が始まったら、当然だが更に忙しい。
時間がなくて毎日バタバタして倒れるように寝る日々。
産んだからって、急に心身共にママにはなれなくて、
ワーママと呼ばれるようになっても全然スーパーウーマンには程遠くて。
なんだか何もかもが中途半端。
でも子供と一緒にゆっくりゆっくり、成長させてもらっているのです。
ママもパパも一生懸命ママとパパになろうとして頑張っています。
子育てってこんなに大変だと思わなかった!赤ちゃん育児期の体験まとめ
育児ストレスでおかしくなりそうだった私の体験談をおはなししました。
不器用ながら、自分なりに頑張っていたと思っています。
だから、お願いします、
むかーし子育ての終わった先輩方、新米ママを見ると目に余る部分がありついつい口出ししたくなると思いますが、外野はとりあえずご静粛に願います!
できれば、あたたかく見守ってください♡
そして頑張っているママ。
自分を責めないで!
すごーく頑張っているから大丈夫です♪
そして明けない夜はありません。
どうしても育児が辛いと感じてしまうときには、匿名で気軽にLINEで相談できる窓口もあります。
参照[無料]子育ての悩み・虐待・LINEで対面せずに相談できる。子ゴコロ・親ゴコロ相談@東京
無理せずゆるゆる、子供と一緒に成長していけたらいいですよね!
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