最近テレビでも話題の『メモリースポーツ』をご存じですか?
世界中で競技されている、短期記憶の限界に挑戦する世界基準の頭脳スポーツなのですが、これが物忘れ防止の脳トレや子どもの知育にもぴったりで誰にでもできるおもしろい競技なのです!
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「記憶力に自信ないから私には無理・・・」ということはありません!
現役日本チャンピオンも、過去最多の優勝数を誇る世界王者も、始めはごく一般的な記憶力しかなかった(むしろ物覚えが悪い方)と言います。
要は効率的な覚え方(記憶術)さえ身に付ければ、誰でも記憶力が飛躍的にUPできるということなのです!
今日は世界中で楽しまれているメモリースポーツのことや、練習を始める方法などについてまとめてみました♪
・メモリースポーツに興味がある
・家でもメモリースポーツをやってみたい
・メモリースポーツの練習方法を知りたい
・誰にでもできる脳トレ方法を知りたい
・子供が楽しめる知育ゲームを知りたい
頭脳競技・メモリースポーツとは?
メモリースポーツとはイギリス発祥の短期記憶力を競う頭脳スポーツで、現在世界40ヵ国・約1000万人の競技人口を誇る競技です。
1991年に第一回世界記憶力選手権が欧州で開催されて以来、ヨーロッパからアジアまで徐々にその人気が広まってきています。
日本では2014年に初めて東京で世界基準の選手権が開催されました。
メモリースポーツの大会では、下記の10種目(5種目のこともあり)のポイント合計で競い合うのが公式ルールとなっています!
1. 顔と記憶(英語名: Names and Faces)
→制限時間内にできるだけ多くの顔写真と名前を覚える2. 無作為の単語(英語名: Random Words)
→選択した言語でランダムな単語が1ページにつき100個並んでいるので覚える3. 二進数(英語名: Binary Numbers)
→1行に30個の0と1が並んでおり、できるだけ多くの0と1の羅列を覚える4. 架空の年号(英語名: Fictional Dates)
→問題用紙に架空の年号と出来事が書いてあるので、できるだけ多く覚える5. スピードナンバー(英語名: Speed Numbers)
→0~9が無作為に並んだ数字の羅列をできるだけ多く覚える6. 10分カード(英語名: 10 Min. Cards)
→10分間でできるだけ多くのトランプ(ジョーカーを除く)を覚える7. 15分ナンバー(英語名: 15 Min. Numbers)
→無作為にならんだ0~9の数字を15分間でできるだけ多く覚える8. 5分イメージ(英語名: 5 Min. Images)
→1枚の紙に50個の絵が描いてあるのでできるだけ多く覚える9. スポークンナンバーズ(英語名: Spoken Numbers)
→0~9の数字が1秒毎に一個ずつランダムに英語で読み上げられるのでできるだけ多く覚える10. スピードカード(英語名: Speed Cards)
→シャッフルしたジョーカーを除く1パック52枚のカードを、制限時間内に正確に覚える参照:日本メモリースポーツ協会
ちなみに、メモリースポーツを競技する人は全員『メモリーアスリート』と呼ばれます。
参加資格に特に制限はなく、性別・年齢関わらず世界中の人たちが参加しています!
大会では『キッズ』『ジュニア』『アダルト』『シニア』の4つの区分に分けられており、下は小学生から上は60歳以上の人まで、幅広く楽しまれています。
メモリースポーツのトッププレイヤーは?
メモリースポーツの世界王者は多数いるがイギリスのドミニク・オブライエンさんは、1991年~2001年の間に開催された世界大会で最多の8回優勝を誇った、圧倒的王者です。
ちなみに日本でのメモリースポーツの第一人者には、1997年生まれの平田直也さんという人がいらっしゃいます。
高校三年生の春休みにメモリースポーツの世界に足を踏み入れ、そこからトレーニングを積み重ねてわずか2年ほどでなんと日本一に!
現在では選手を育成する塾「Brain Sports Academy」で講師も務めつつ、競技の上位にたびたび名前を連ねる凄い人物なのです。
どれぐらい凄い人かというと、ランダムに並んだ数字を5分間で200桁覚えてしまうんですって!!
メモリースポーツの練習方法・始め方
すぐメモリースポーツを始めたい!という人におすすめなのが下記の動画です。
日本BSAブレインスポーツアカデミーの講師が、メモリースポーツの始め方についてのノウハウを説明してくださっています。
まずは、公式競技で使う『トランプ』『タイマー』を準備することは必須のようです。
BICYCLEトランプ(右利き用)
ACEトランプ(左利き用)
スピードスタックタイマー
そして、家で自主トレーニングをするのであれば参考書を買うこともマストです。
ブレインスポーツアカデミーおすすめの参考書はこちら。先ほどご紹介した日本チャンピオンの平田直也さんの著書もありますね!
そしてこちらのブレインスポーツアカデミーの公式YouTubeをチャンネル登録したり
平田直也さんのブログをブックマークしたりして
あとは毎日練習あるのみです!
しかし、ただやみくもに暗記しようとしても多分無理で、記憶力を飛躍的にアップさせるにはコツがあります。
ちなみに先ほどの平田直也さんは、トランプを覚えるのに『場所法』という記憶術を使っているそうです。
こちらの著書ではまさに場所法について詳しく書いていますね。
そして下記の平田さんのブログ記事でも場所法について詳しく明かしてくださっているので、覚えておいて損はなさそうです!
場所法をかいつまんで説明すると『頭の中で、ランダムな数字を語呂合わせで物に例えたり、身近な場所(例えば自分の家の中など)にそれらを次々置いていくイメージで覚える方法』といった感じですね。
例えばトランプを覚えるなら、ハートの1の場合『ハ』と『1』のイから『ハイ』で始まる言葉を当てはめる。灰皿でもハイボールでも自分の覚えやすいものでOK。
そのように全てのトランプに語呂合わせで名前をつけておきます。
そしてランダムなトランプの並びを覚えるときは、頭の中で色んな場所に順番に置いていくことで覚えるのです。
例えば玄関→トイレ→廊下→リビングのドア→冷蔵庫・・・といった具合に自分の家の間取り図の順番に置いていくなどすると覚えやすいです。
その際、物語をつけるとより覚えやすくなります。
実は私もこれ、子供の頃『速読&記憶術』という通信教材で覚えたことがありましたw
例えば、先ほどのハートの1なら『灰皿』が『玄関のドアにぶっささっている』など。場面が衝撃的なほど覚えやすいです!
この『場所法』を完全にマスターすることができれば、あなたもトランプ一組52枚を5分で覚えられるかもしれません!
もちろんメモリースポーツだけでなく、学業やお仕事で暗記をする必要があるときにも大いに役に立ちそうですね。
是非チャレンジしてみてくださいね♪
また、例えばこちらはランダムな毎秒表示されるランダムな二桁の数字を記憶する練習をするための動画です。
さあ、あなたはどれぐらい覚えられますか?
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