家庭でのメダカ飼育方法は、大きく分けると次の二通りあります。
- 水槽飼い(室内飼い)
- ビオトープ(屋外飼い)
我が家では2020年8月から、ビオトープという方法でメダカをベランダ飼育しています!
ビオトープはまるで盆栽を育てているかのようで、見ていると可愛いメダカにも茂る水草にも癒されます!
しかし水質を安定させるまではメダカも何匹か天に召されてしまい、試行錯誤の日々が続きました。
今回はベランダや庭などの屋外で手軽に飼育できるビオトープで「なぜかメダカがどんどん死んでしまう・・・」という事態の理由や、解決方法をまとめてみました!
・メダカを飼っている(初心者)
・ビオトープをやっている
・なぜかメダカがすぐ死んでしまう
・メダカが元気がない
・メダカが元気になる方法を知りたい
なぜすぐメダカが死んでしまうのか?その理由
メダカは比較的強く、環境や水質の変化にも割と順応しやすい魚と言われています。
しかし、買ってきたばかりの時・水質の悪化などのタイミングであっけなく死んでしまうことも多々あります。



実際、我が家でも何度かメダカを飼っていますが来て早々にバタバタと死んでしまったことがありました・・・
参照初心者がメダカを貰った!飼うのに最低限必要な物・飼育方法!共存できる他の生物は?
元気だったメダカがすぐに死んでしまう時に考えられる理由を見てみましょう。
水合わせ・カルキ抜きが不完全だった
メダカは強い比較的強い魚と言われてはいます。
しかし水槽を新しくしたり、メダカを購入してきたりした時にはカルキ抜きと水合わせをしなければなりません。
特に、水道水には絶対にカルキ抜きが必要です!
方法はこちらです。
- 水道水は約1日外に置く
- 時間がないなら市販のカルキ抜きを入れる
市販のカルキ抜き用の液体もありますので、時間がない時はこちらを使うのが手っ取り早いです。



娘の保育園でもこれを使っているのを見ました!
メダカの水合わせ(水温を合わせる)の手順はこちらです。



②袋を開け水槽の水を少しだけ入れて、30分程度様子を見る。これを数回繰り返す。



③そっと水槽に流し入れてあげる
水質が悪化していた
カルキ抜きや水合わせはうまくいっていても、急激な水質の悪化でメダカが参ってしまうこともよくあります。
水質が急に悪化する理由として考えられるのはこちらです。
- メダカのフン・尿で汚れた
- 死んだメダカから菌が蔓延した
- 食べ残したエサがある
- PH(ペーハー)が酸性にかたよっている
水質が悪化してしまう原因があればすぐに取り除きましょう!
特にエサはあげすぎは禁物です。一度に食べきれる量だけをあげましょうね。
バクテリアを増やそう
メダカがバタバタ死んでしまう場合、水槽内に「バクテリア」がまだいない場合も多いです。
よく練れた水槽内ではバクテリアが多く発生し、それらが汚れを食べてくれるので常に水槽内をメダカの住みやすい状態に保ってくれます。
しかしまだ水槽を立ち上げたばかりの頃は、バクテリアがいないのですぐに水質が悪くなってしまうことがあります。
水槽内にバクテリアを増やすには、このような市販のバクテリアウォーターを入れてバクテリアを増やす方法があります。
pHを中性〜アルカリ性に保とう
それから、水槽内の水が汚れているのにまだ汚れを分解してくれるバクテリアがいないと、pHが「酸性」に傾いてしまいます。
メダカにとって一番心地よい中性〜アルカリ性にpHを維持してくれるのが、牡蠣の殻です。
我が家では、最初にメダカが一匹死んでしまったタイミングで、急いで百円ショップのダイソーで買ったこちらの牡蠣殻を入れました。
この画像でメダカの下に敷き詰めている白いものが、牡蠣殻です。
ちょっぴりビオトープの景観は悪くなってしまうかもしれません(笑)
しかし水質は向上したようで、残りのメダカは元気にしておりpH安定効果は十分あったように感じています。
ダイソーのものは小型店には売っておらず大型店のみの取り扱いのようです。
近くに大型店がない場合はネットにも色々な牡蠣殻が売っていますので、比較検討してみてくださいね。
水草に残留農薬がついていた
比較的強いメダカなのでこちらの理由で死ぬことは稀ですが、市販の水草についていた残留農薬が原因になることもあると、ショップの店員さんから聞きました。
水草の残留農薬対処はこちらの方法があります。
- 無農薬の水草を買う
- 洗い流す
無農薬の水草を購入する
アクアショップなどに行っても、無農薬の水草は扱っていない場合もあります。
ネットには、はじめから農薬を使わず栽培している水草が売っています。
こちらを購入しておけばまず心配ないですね。
洗い流す
残留農薬が心配な水草は、一度洗い流すと安心です。
といってもただ洗い流すだけでは不十分です。
バケツに水を張り一日中つけておくか、若しくは1時間に一回ぐらいのペースで何度も水を交換する、ということをするとかなり残留農薬が減ります。
酸素が足りなかった
室内での水槽飼いと違い、ビオトープは本来エアレーション(酸素のブクブク)がいらないところが初心者にも簡単に飼える点です。
しかし、水草に日光が当たらない夜間や悪天候が続く場合には稀に酸素が足りなくなる場合もあります。
もしもビオトープでメダカがよく水面に上がってきてパクパクしているようであれば、酸素が足りないということもあり得ます。
お手軽なのはこちらの水槽に入れるだけで酸素を出してくれる石です。
一度入れれば1ヶ月ぐらいは酸素が溶け出してくれます!
メダカはもともと川に住んでいるとはいえ、水流の静かな場所を好む魚ですので激しいエアレーションは不要なのですが、どうしても心配な場合はこのようなものもあります。
こちらはソーラーで動く電池不要のエアレーションです。
ビオトープ初心者がメダカを全滅させるのはなぜ?死なせず長生きさせる為にできる方法まとめ
メダカのビオトープ初心者がいきなりメダカを全滅させてしまいがちな理由と、その対策をまとめてみました!
メダカは元来強くてエアレーションいらずで割とほっておいても育ち、水草もどんどん勝手に育つのでビオトープは簡単に思われます。
確かに簡単なのですが、実は水質を安定させるまでは安心できないのもビオトープ飼育なのです。
メダカのビオトープの水質を安定させ長生きさせる秘訣はこちらです。
これさえ水槽の立ち上げ時に気をつければ、メダカは元気にスクスク育ってくれますよ!
普段は目立たないように隠れているメダカも、餌をあげに行くと寄ってきてくれたりして可愛いです♪
うまくいけば冬も元気に乗り越えてくれますよ。春にはたまごを産んでくれるかもしれません!
合わせて読みたい【メダカ】東京のビオトープでの越冬方法!注意点を守ればほぼ何もしなくても冬は越せます
一年中、楽しいビオトープライフを!
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