認知症で鍵・財布などをすぐなくす親にはワイヤレスキーファインダーで対策 | くらし百科事典
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認知症で鍵・財布などをすぐなくす親にはワイヤレスキーファインダーで対策

介護
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こちらはアルツハイマー型認知症で財布や鍵など、物をなくす高齢者の探し物対策グッズ
ワイヤレスキーファインダー』をご紹介する記事です。

お財布、どこに置いたかしら・・・鍵もないわ・・・

高齢者によくあるのがアルツハイマー型認知症などによる物忘れで、鍵・お財布など大切なものをなす、しまい込む、というトラブルです。

どこに置いたかしら~・・・と部屋中を探し回るだけならまだマシな方で、

あなた、私のお財布盗んだんでしょ!泥棒~!」

と大騒ぎしてしまうのが、認知症の周辺症状「ものとられ妄想」です。

ものとられ妄想:認知症の人は自分で物をしまったことを覚えていないのと、自分が認知症なのを認めたくないという気持ちが働くため「周囲の人に盗られた!(特に近しい人)」ということにしてしまうことです。

こうなってしまうと一刻も早く見つけないとこちらも犯人扱いされてしまうし、厄介ですよね(泣)

我が家もアルツハイマー型認知症の母が、近頃カギやお財布を探し回る頻度が増え、一緒に暮らしている父が一晩中探すのに付き合わされたこともありました。

初めの頃は、
・枕の下
・布団の中
・こたつの天板の下
・台所の引き出しの中

など、昔から母が普段入れがちだったところを探せば見つかりましたが、だんだんと想像もつかないような場所にしまいこんでしまうようになり、見つけるのに時間がかかるようになっていきました。

そうなると、介護する側の家族がどんどん疲弊するようになっていくんですよね・・・

「介護する家族が参ってしまったら元も子もない・・・」

そこで我が家は、持ち物につけておくだけで部屋の中にあればすぐに探し出せる便利グッズ『ワイヤレスキーファインダー』を導入しました!

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するとさっそくつけたその日から、めっちゃ大活躍!

例え母が鍵や財布の置き場所を忘れても一瞬で探しだせるようになり、意外な場所にしまいこまれていても大きな音が鳴ってすぐ見つかるようになりました!

高齢の父でも操作がしやすく、すぐに使えるところも気に入っています。

隣の部屋からでもセンサーが感知してくれるので、3DKの実家ではだいたい2~3回押せば場所が特定できています。

母も探し物が見つかるたびにホッとしてくれるし、家族が頻繁に夜中に起こされて泥棒扱いされることもなくなり、精神衛生上とてもラクになりました。

ワイヤレスキーファインダーを実際に使っている我が家の口コミとともに、商品のご紹介をしていきますね。

この記事はこんな人向けに書きました

・親がアルツハイマー型認知症高齢者だ
・認知症の親が鍵や財布を隠してしまう癖がある
・すぐに鍵や財布、携帯電話をどこに置いたか忘れてしまう
・いつも探し物ばかりしている
・親の探し物のために夜中に起こされて困っている
・親に泥棒扱いされる
・遠距離介護している

合わせて読みたい認知症の人でも住み慣れた自宅で安心して暮らせる便利グッズ10選

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認知症対策!ワイヤレスキーファインダーの効果的な使い方

認知症高齢者の探し物対策にぴったりな、ワイヤレスキーファインダーの効果的な使い方をご紹介します。

我が家で買ったワイヤレスキーファインダーは6個入りなので、このように普段よく失くしてしまうもの(財布・小銭入れ・鍵・バッグ・携帯電話・杖など)全部に装着しておきました。

使い方は簡単。ただつけておくだけでOK。特別な操作はいりません!

そして、探し出すときに必要なのがこちらのリモコンです。

ワイヤレスキーファインダーのリモコン

画像:楽天公式サイト参照

キーホルダーの色と同じ色のボタンを押すとキーホルダーから『ピーピー』と大きな音が鳴り、在り処を教えてくれるので本当に助かります!

しかしこのリモコンを失くしてしまっては元も子もないので(笑)、絶対に無くしたり移動できたりしない場所へおいておくことをオススメします。

認知症の人はリモコンすらもすぐどこかへ移動させてしまいがちで、しかもそのこと自体覚えていないので厄介なのです・・・笑

認知症の人の手の届く場所へリモコンを置いておくと危険です。

両面テープが付属していますので、例えば食器棚の扉の裏に貼り付けておいたり、柱の高い場所へ貼り付けておいたりすると良いでしょう!

ワイヤレスキーファインダーの良かった点・メリット

ワイヤレスキーファインダーを実際に使ってみて、満足した点やメリットと感じる部分をまとめました。

メリット①操作性がシンプル

余計な機能が一切ついておらずただキーホルダーを大切なものにつけておき、探すときはリモコンのボタンを押すだけ、というのがとても使いやすくて今のところノンストレスです!

スマートフォンのアプリに連動する機能や、録音機能などがついたキーファインダーも売っていますが、こちらはただ持ち物を探したいときだけに重宝するように特化しており、使いたい時にパッと使えるので便利です。

コンパクトなので認知症の親もキーホルダーの存在を気にすることなく、いつもの鍵やお財布につけたままにしておいてくれるので、非常に助かっています!

メリット②電池の出し入れがしにくい設計になっている

ワイヤレスキーファインダーは、キーホルダーもリモコンもボタン電池で動くようになっています。

電池を出し入れするためには、付属のプラスチックの道具かマイナスドライバーなどを使って回さないと開かない硬い設計になっているため、子どもや高齢者が簡単に開けられません。

誤って小さい子供が電池を口に入れてしまったり、認知症の高齢者があけてしまうようなことがないので安心です!

メリット③スマホを持ってなくても、これ単体で探しだせる

例えば失くしやすい物や人物につけておける媒体としては、最近はApple社製のAirtagなどが人気ですよね。

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しかしAirtagはとてもコンパクトでオシャレですが、iPhoneなどのスマホや端末がないと探し出せません。

その点、このワイヤレスキーファインダーなら付属のリモコンから直接探し出せるので、その場にいる誰でも操作できます!

我が家は父も母もスマホをもっていませんので、Airtagの類は利用できないですがワイヤレスキーファインダーなら操作できるので大変重宝しています♪

ワイヤレスキーファインダーの注意点・デメリット

便利なワイヤレスキーファインダーですが、実際使ってみてデメリットに感じた点や、注意すべき点がいくつかありました!

デメリット①音が若干小さいかも?

ワイヤレスキーファインダーは、リモコンのボタンが押されると数秒後にボタンに応じたキーホルダーから『ピーピー』と最大85㏈に達する音量でピー音がなるようになっています。

キーホルダーがむき出しになっている場合は、音も大きく聞こえるので問題ありません。

しかしカギやお財布などに装着した場合はたいがいカバンの中や布団の下、または引き出しの中などで鳴るため、音がこもって聞こえにくいと感じる場合がありました。

以前、探し物が枕の下にあったときは音がほとんど聞こえずちょっと苦労しました・・・笑

まぁ一度では場所を突き止められないので、何度もリモコンのボタンを鳴らしながら探すと必ず突き止めることができましたので、使用上特には問題はありませんが。

もう少し大きな音で鳴ってくれるか、もしくは振動やライトも連動してくれたらさらに嬉しいのになとは思いました。

デメリット②リモコンに文字を書けるスペースがあまりない

ワイヤレスキーファインダーのリモコンはとてもシンプルで、6色のボタンが並んでいるだけなので使いやすさはピカイチです!

しかし「何色のボタンがどこに装着したキーホルダーと連携しているか」というのは忘れがちなので、できればリモコンにラベルを貼ったりしておきたいのですがスペースがほとんどないので少し不便かなとは思いました。

しかし、我が家ではなんとかこのようにボタンの下に小さいメモを貼ったり、スマホのメモ機能に書いておいたりして対応しています。(画像、ホコリっぽくてすみませんw)

デメリット③電池の持ちは半年程度。突然の電池切れに注意!

ワイヤレスキーファインダーは、リモコン・キーホルダーそれぞれにコイン電池1つが必要(CR2032)です。

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電池の持ちは使用頻度によりますが、だいたい毎日使っていると半年ほどで電池切れになりました。

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しかし、使い方によっては早く電池切れしてしまう場合があります。

電池切れは、前触れなく突然訪れます。

電池切れの前に音が鳴ったり光ったりはしないので、いざ探したい時に使えなくなってしまっている可能性がありますのでご注意を!

定期的に鳴らしてみて、電池が大丈夫かどうかの確認をしましょうね。

電池のストックは常に個数分用意しておき、電池切れになったらすぐ交換できるようにしておきましょう!(以前、電池が切れてしまったときにすごく困ったので)

デメリット④家の外での探し物には向いていない

ワイヤレスキーファインダーは「絶対に家の中のどこかにある!」と確信できるような場合には非常に役に立ちます!

しかし、外出先で落としてしまいどこにあるか検討もつかない、といった場合はワイヤレスキーファインダーだけで見つけ出すのは難しいです

しかし良い方法があります。

このようなケースでは、下記のようなGPS型のタグとワイヤレスキーファインダーを2つつけておく『二刀流』という方法が有効です。

忘れっぽい人には非常にオススメです!

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二刀流の探し出し方は次の通りです。

①大まかな在り処は上記のようなGPSタグをつけておき、スマホなどの端末から探しだす。

②具体的な場所が絞れたら、今度はワイヤレスキーファインダーで探しだす。

この方法なら、たとえどんな場所に忘れても必ず見つけ出せますよ♪

ちなみにこの二刀流は、人気YouTuberのセイキンさんが動画で紹介していた方法です(笑)

よくある質問Q&A

ワイヤレスキーファインダーについての、よくある質問や疑問をまとめました。

Q
電池はどれぐらい持ちますか?
A

ほとんど毎日鳴らしていたキーホルダーは、約半年で電池切れになりました。(音が鳴らなくなるだけで、特に通知などはありません)

あまり鳴らしていないキーホルダーは1年は持ちました。

公式には7ヶ月~12ヶ月まで利用できると書いてありますが、定期的に鳴らしてチェックしておき、いざという時に電池切れにならないようにしましょう!

Q
電池の種類は何ですか?
A

ボタン電池のCR2032です。

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Q
電池を出し入れするために必要なプラスチックの道具を失くしてしまったらもう開きませんか?
A

いいえ。

マイナスドライバーでもなんとかこじ開けられました!

認知症で鍵・財布などをすぐなくす親にはワイヤレスキーファインダーで対策を まとめ

認知症や物忘れで、鍵・お財布・携帯電話などをどこに置いたか忘れてしまい、いつも探し物ばかりしている・・・という人への対策にぴったりなワイヤレスキーファインダーをご紹介しました。

我が家の場合は、アルツハイマー型認知症の母が最近探し物ばかりしているためすぐにワイヤレスキーファインダーを導入してみたところ、バツグンに大活躍!

「泥棒に取られた!」などとものとられ妄想で大騒ぎされる前にパッと一瞬で探し物を見つけてあげることができるようになったため、いまやなくてはならない存在です♪
(↓ものとられ妄想などの周辺症状も、ある漢方薬のおかげでだいぶ良くなりましたが)

合わせて読みたい認知症に『抑肝散』を併用した効果は?実は14年前にためしてガッテンでも紹介されていた漢方薬だった

おかげで同居の父も夜中に眠りを妨げられたり、出がけに探し物に付き合わされることもなくなり喜んでいます!

高齢者だけでなく、普段から忘れっぽく家の中での探し物が多い人に本当におすすめですよ!(私も欲しい・・・w)

また、デザイン違いのこちらのキーファインダーは、さきほどお話したYouTuberのセイキンさんも紹介されていたものになります♪

この記事が、困っているあなたとご家族のお役に立てたなら幸いです♪

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