今年もいや~な花粉・黄砂が飛んでいますね!
くしゃみ・鼻水・鼻づまりも花盛りの季節!
私の敏感な花粉レーダーもビンビン反応してます・・・!
花粉症の症状といえば、
目のかゆみ
喉の痛み
全身のかゆみ
などが主なものですね。
私も年々、これらの症状がひどくなってきております。
中でもツライ、鼻の症状。
とまらない鼻水と窒息する鼻づまり。
市販の点鼻薬は瞬時につまった鼻をスーっと通してくれるので、愛用している方も多いでしょう。
私も、寝る前などに鼻づまりが酷くてガマンできないほどツライときは、市販の点鼻薬を使用することもあります。
ところが、市販の点鼻薬には危険がいっぱい!
使いすぎると鼻づまりが余計ひどくなり、逆効果なのです!!
その危険性の理由と対処法をどうぞ。
点鼻薬なしではツライ、鼻づまりのメカニズムは?
鼻の断面図を描いてみました!
鼻づまりとは、
鼻の中にアレルギー物質が入ることで鼻粘膜の毛細血管が拡張し、腫れた状態のことです。
市販の点鼻薬と処方された点鼻薬の違いは?
市販の点鼻薬と、病院で処方される点鼻薬には決定的な違いがあります。
それは「血管収縮剤」が入っているか入っていないか、です。
市販の点鼻薬
例えばこのような商品。
でも、めっちゃよく効くから長年使いまくってるし~!!
ナファゾリン、テトラヒドロゾリンなどの血管収縮成分が含有されています。
これらが、アレルギーで腫れた鼻粘膜の毛細血管を「むりやり」収縮させて、鼻づまりを取り除くのです。
即効性があり、今すぐ鼻づまりを解消させたい時にはうってつけです。
膨れたい血管を無理に収縮させても、アレルギー物質を取り除いてはいないので、
根本的な解決には至りません。
しかし、何回も血管の膨張と収縮を繰り返していると、次第に鼻粘膜は厚く固くなってしまい、常に鼻づまりのような状態になってしまいます。
デメリット:クセになってしまう
病院処方の点鼻薬
副腎皮質ホルモンなどの抗炎症作用や、抗アレルギー作用でアレルギー性鼻炎の症状を治してくれるお薬です。
一般的には「ステロイド」と呼ばれており、血管収縮成分は入っていません。
副腎皮質ホルモン含有の点鼻薬の主な商品名
・アラミスト
・ナゾネックス
・リノコート
・エリザス
デメリット:効き目が穏やか(即効性は薄い)
市販でも、副作用の少ないタイプの点鼻薬があります!
ザジデンは、血管収縮剤の入っていないタイプの点鼻薬です!
コンタック点鼻は、ステロイド含有のタイプです。
ドライノーズスプレーは、薬剤の入っていないタイプです。
「鼻を洗う」といったイメージですね。
市販の点鼻薬の使いすぎはクセになる?まとめ
アレルギー性鼻炎に悩まされる方々のために、点鼻薬のメリット・デメリットをお伝えしました。
市販の血管収縮剤入り点鼻薬は、即効性がありますが癖になってしまうのがデメリット。
ここぞという時にだけ使うなど、連続した使用をできるだけ避けてうまく付き合うのがベストかと思います。
不安や不明点があれば、耳鼻科等に相談してみるのが一番です!
今年も花粉の季節を乗り切りましょう!!
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