●小学生のわが子、決まった仲良しのお友達がいないみたいで心配・・・
●うちの子、消極的な性格なのであまりお友達に声がかけられないみたい・・・
●一人でポツンと遊んでいるのを見ると胸がキュッとなる・・・
●お友達と約束してきたりすることがあまりないかも・・・
密かに、このような悩みを持つ保護者は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
私もそのうちの一人です!我が子は小学3年生の女児です。
個人差や子供の特性もありますが、小学2~3年生あたりからは人間関係が少しずつ構築されていく段階になりますので、早ければもう決まった仲良しグループでいつも行動している子たちが目についたり、世渡りが上手そうな陽キャな子もいます。
親としては、子どもが相談してこない限りはできるかぎり見守ってあげることが大切かとは思うものの、どうしても心配になりますよね!
そこで、子供に友達があまりいない場合のよくある理由とその対処法を考えてみました。
小学生の子供に友達があまりいないときの理由と対処法
小学生の子供に決まったお友達がいない、友達が少ない、友達を作るのが苦手そうな場合、次のような理由があるかもしれません。
考えられる理由と、それぞれの対処法を考えてみました!
①性格や趣味の違い
理由
お子さんの性格や趣味趣向が周りの子どもたちと異なる場合は、友達関係を築くことが難しい場合があります。
対処法
例えば地域などで興味を共有できる活動やアクティビティなどがあれば積極的に参加させてあげたり、お子さんが興味を持っていることに関連するイベントに参加してみることで、共通の趣味を持つお友達をみつけやすくなるかもしれません。
なお、高学年になってくると自然と似たような趣味趣向の子同士が集まってくることもありますし、クラブ活動や係、塾や習い事など同じコミュニティの中での友情がだんだん生まれてくることもあります。
しかし、基本的にはお子さんがやりたいことをやれていて家庭では安心した環境で過ごせているのであれば、心配はいらないでしょう。
人と群れずに好きなことをするスタンスが心地よくてあえてそうしている場合もあるので、子どもがヘルプを出してこない限りはお友達作りを無理強いする必要はありません。
②シャイ、コミュニケーションが苦手
理由
お子さんがとても恥ずかしがり屋さんだったり、緊張しやすかったり、消極的でコミュニケーションを取ることが苦手な場合、お友達作りが少々難航することがあります。
特に入学時やクラス替えなどの局面で、初対面の交流などが難しくなります。
対処法
ご家庭では明るくリラックスして過ごせているというのであれば、極力家庭と同じようにリラックスした環境で色々な人たちと話す練習を繰り返していくことが効果的です。
「話しても大丈夫、自分の気持ちを伝えても大丈夫」
という経験を、ロールプレイや遊びを通じて少しずつ積み重ねていくことが大切ですが、個人差や性格、年齢などもあるのであくまでも促してあげる、という柔らかい姿勢で見守ってあげることが保護者としては良いかな、と思います。
③習い事や用事で忙しく予定が合わない
理由
周りのお友達が習い事や家庭の用事などで忙しい、という場合は、放課後に約束して遊んだりお友達の家に行ったりということがなかなかできないので、友情を深めるチャンスが少ないという場合もあるかもしれません。
特に今どきの子供たちはみんな習い事をしていて忙しいので、逆に放課後にお友達と遊ぶ約束をしている子の方が少ないのかもしれません。
対処法
約束ができそうにないのであれば、地域で子どもが集まりそうなイベントやお祭りがあれば積極的に参加してみるといいかもしれません。
それから自分が子供の頃(昭和後期ですw)は、よくクラスの子たちと交換日記をしていました!
仲の良い子からそれほど仲良くない子まで、色々な子と交換日記をしていましたが、2人だけの秘密を共有することで結構親密になれちゃったりするのですよね。とびきり可愛い、好きなキャラクターのノートなどを使うのがおすすめです!
あとは今どきの子供はオンラインゲームで繋がることで、更に仲良くなるとも聞きました。
例えばニンテンドーオンラインなどに加入し、同じゲームをしているクラスメイトと繋がることでさらに仲良くなれそうですよね!(高学年の子供たちは加入している子が多いと聞きます!)
④保護者に原因がある
理由
親が職業柄転勤が多く、そのため転校が多くてなかなかお友達ができない、というパターンもありそうです。
あとは親もあまりコミュニケーションが得意でない場合、あまり周りの保護者さんと繋がりがないため子ども同士遊べる場を設けられないということも一つの原因になるかもしれません。
対処法
まず親が転勤族という場合、もうそれは避けようの無い運命なのでネガティヴに捉えるよりもどうせならポジティブに!
子供には親が転勤族を楽しんでいる姿を見せていきましょう!
誰しもクラス替えや卒業などでたくさんの別れを経験します。転勤族の子供はちょっぴりその頻度が高いというだけ。
なかなか友達が作れない、などとネガティブに捉えるよりも、後腐れない人間関係を築いて常にその地域を新鮮に楽しむ姿を見せれば子供もきっと同じように渡っていけるでしょう。
なお、親がコミュニケーションが苦手で子供を家に呼んであげられていないなどという場合は、保護者会や学校行事などで周りを見渡し、すでに出来上がっているグループの輪には近づかず、1人で行動していそうな人に子供をネタにさりげなく話しかけてみるといいですよ。
そして気が合いそうだなと思えば、そっと公園の約束をしてみるとか、LINEを交換するなどするのがおすすめです!
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小学生の我が子に友達がいない、少ないかも・・・理由と対処法 まとめ
小学生の我が子に決まった友達がいない、少ない、またはお友達作りが苦手そう・・・という心配をしている保護者さんに向けて、その理由と対処法を考えてみました!
色々考えましたが、まず前提として下記のように
『本人がお友達がいなくて困っているわけではないのなら、親は基本的に見守るスタンスでいよう』
という考えに至りました!
●本人が本人らしく安心して生活できることが一番
●本人が困っていないようであれば、親はすぐに介入せず見守ることが大切
●コミュニケーションの場を設けるのも良いが、「お友達を作る」ということを最終的なゴールにはしない方が良い
●スクールカウンセラーさんに相談するのも一手
これらは、LINEでアドバイスを頂ける『親子のための相談LINE(旧:子ゴコロ・親ゴコロ相談@東京)』に相談した際に頂いたアドバイスです。
参照[無料]子育ての悩み・虐待・夫婦の悩み、LINEで対面せずに相談できる。子ゴコロ・親ゴコロ相談@東京を実際使ってみたレビュー
親としては、我が子が団体の中で一人ポツンとしていたり、特に決まったお友達がいなかったり、友達と遊ぶ約束をしてくることがなかったりすると、ちょっぴり心配になりますよね。
しかし、基本的には本人がそれについて困っている様子ではなければ、伸び伸びと愛されて育っておりご家庭で安心して過ごせる居場所があるということだそうです。
ですので基本的には親はあれこれ詮索したり、お節介に約束を取り付けようとしたり、勝手に先生に相談することはNG。
本人が困っている時のみ、親が少しずつ介入して場を作ってあげましょう。
また、学校にはスクールカウンセラーさんという相談員さんがいますので、気になるようでしたらまずはカウンセラーさんにアドバイスを頂くのも一つの手です!
なお、小学校時代というのは好きなことやお友達がコロコロ変わってもおかしくないお年頃だそうで、決まったお友達がいなくても当たり前だそうですよ!
実際、我が家の娘も2年生ぐらいまではあまりお友だちと約束してきたり、特定の仲良しグループに所属していなくて単独行動が多かったりという部分が気になっていましたが、3年生になってからは公園に行けば顔見知りがいるので決まった子と遊ぶことが増えてきたり、お友だちと遊ぶ約束をしてくることも増えてきました!
この記事が、悩めるお父さんお母さんのお役に立てれば幸いです。
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