昨年、我が家の娘もついに小学生になりました。
「昔とは小学校もずいぶん変わったな~!」と日々驚きの連続です。
時代の移り変わりやコロナ禍により、昔と比べて小学校生活もだいぶ変化しました。
実はあなたの思い浮かべている小学校生活の常識、もう古いかもしれませんよ!
今どきの小学校の新常識をまとめてみました。
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・これから子どもが小学校へ入学する予定
・今年子どもが小学校へ入学したばかり
・今どきの小学校生活を知りたい
今どきの小学校の新常識って?

十年ひと昔と言いますが、私たちが子供の頃には常識だった小学校での生活様式は今では過去のものとなり、現在では色々と変化しています。
時代の移り変わりやコロナ禍により、かなり昔とは変わっている部分がありますので気づいたことをまとめてご紹介していきますね!
小学校の新常識①:毎日水筒を持っていく
2020年春以降、新型コロナウイルス蔓延防止のために小学校でも様々な変化があったようです。
現在小学校では、水筒にお茶かお水を入れて毎日持っていくということが新常識となっています!
昔は水道の蛇口をひねれば水が飲み放題でしたが、現在ではコロナの蔓延を防ぐため蛇口から水を飲むことを禁止にした小学校がほとんどです。
その代わりに水筒を持参していつでも飲めるようになりました!
マスク生活ということもあり以前よりも余計に暑さを感じやすくなっていますので、水分補給はマストですよね。
持ち運びは重くて大変ですが、授業中でもいつでも水分補給できるようになったので、私は喜ばしい変化だと思っています!
暑い日には足りなくなってしまう場合も出てくるので、高学年になったら大き目の水筒がおすすめです!
ちなみにスポーツドリンクは認められていない小学校もあるかと思いますので、気になる人は学校へ確認してみてくださいね。
合わせて読みたいスポーツドリンク対応の水筒まとめ。学校に持っていけるスポドリOKな水筒まとめ
小学校の新常識②:ポケットポーチが必需品
ハンカチ・ティッシュは必ず学校に持っていくものの一つですよね。
昔はそれらを洋服のポケットに入れて持っていましたが、現代ではそれらをポケットポーチに入れて服のウエストに装着して持ち歩くのが新常識となっています!
名称は『ポケットポーチ』『マルチポケット』『移動ポケット』『クリップポーチ』など様々ありますが、ウエストポーチの小さいバージョンで、ハンカチとティッシュが入るのに丁度よい大きさのポーチです。
子どもの洋服ってポケットがついていても浅かったり、飾りポケットのような何も入らないポケットだったりして、物を入れても落としやすかったりしますよね。
そういえば昔はウエストにハンカチを挟んで持ち歩いたような記憶も!
ですのでクリップで常に携帯できるポーチはとても便利だと思いました。
小学校の新常識③:防災頭巾はクッションにしない
小学校では一人一つずつ防災頭巾が配布されます。
昔はそれをゴム付きの袋に収納して、普段は椅子のクッション替わりにしたりしていましたよね。
現在では防災頭巾のカバーがかなり進化していました。
このようにしっかりしたキルティング素材などでできたカバーに防災頭巾を収納し、普段はクッションではなく背もたれ部分にかけておくのが最近の新常識なのですが、このケースが凄い!
バッグのように持ち手がついており、教室を移動するような授業の際にはこのケースの中に教材を入れて持ち運べるようになっています。
便利になりましたね!
小学校の新常識④:GPS所持が認められている
学童・習い事・クラブ活動などで子どもの帰りが遅くなるようになってくると、無事に帰ってくるかどうか心配になりますよね。
現在はGPSの持ち歩きを校則で認めている小学校がほとんどなので、心配な保護者さんは是非購入しましょう!
参照認知症で徘徊する親にはGPSで安心!子供用のソラノメのメリット・デメリット
多くのGPSがキーホルダー型になっていて、ただランドセルにつけておくだけでスマホアプリから子どもの居場所をいつでも確認できるので、万が一の時もすぐにお迎えに行けます。
現代っ子の必需品ですね!
ただし、GPS携帯の所持については学校により決まりが様々ですので確認してくださいね。
小学校の新常識⑤:給食は黙食!黙々と前を向いて食べる
給食は子どもの大好きな時間の一つですよね。
昔はというと給食の時間は30~40分ぐらいあり、机をグループごとに寄せてペチャクチャとおしゃべりしながら食事を楽しんでいました。
しかしコロナ禍により小学校でもその風景は一変しております!
現在は、机は授業中と同様に前を向いたままで、20分ぐらいで黙食するのが給食時間の新常識となっているようです。
早くコロナが収まって、また給食の賑やかな時間が戻ってくるといいですね!
小学校の新常識⑥:タブレット・ノートPCが配布される
昔には絶対になかったものの一つ、タブレット型端末。
小学校ではコロナ禍で休校が続いたりすることもあり、三密を避けるためにもオンラインを使った授業形式がこの1~2年で急速に進められてきました。
現在でも試行錯誤中しながら、全学年にタブレット型端末を無償で配布して実際に授業などでも利用するようになりました。
学年によってその利用方法は様々ですが、例えば娘の小学校では日常的に次のような使い方をしています。
・生活科の授業でカメラを利用し朝顔を撮影
・図工の授業でアプリとペンタブレットでお絵描き
・工作を一人一人撮影して画面上で発表
・音楽の授業で音楽アプリを使って作曲
・運動会のダンスは先生の動画を観ながら練習
・連絡帳代わりの連絡手段
・宿題アプリ
・朝礼、集会、始業式、終業式
・休校時に課題を端末から確認、提出
子どもは何でもすぐ慣れますので、大人顔負けに使いこなしていますよ!
小学校ではタブレット端末利用による子ども同士のトラブルを防ぐべく、ドングルで管理したり、ルールを制定したり相談窓口を設けるなどして対応しているようですね。
小学校の新常識⑦:あだ名・ニックネームで呼ばない

現代の小学校では、子どもたちの名前は呼び捨てではなく苗字の『~さん』付けで呼ばれています。
また、子ども同士であだ名やニックネームで呼び合うこと、また呼び捨てにすることを禁止にするという規則を定める学校が増えてきていると聞きました!
なぜなのか?
それは昨今、身体の特徴などからつけられた悪意のあるあだ名を付けられた子どもがいじめを苦に自殺する、という悲しい事件が多発したことが原因の一つのようです。
一律に丁寧な呼びかけ方をすることでケンカ等のトラブルが起きにくくなった、という事実はあるそうなので、一定の効果はあるようです。
しかし苗字や名前をもじったいわゆる『愛称』も禁止されてしまうと、よそよそしさが抜けずなかなか仲良くなりにくいというデメリットもありそうですね。
『相手が嫌がるあだ名は禁止』という方向性でないと、良い物も潰してしまうかもしれないと極楽とんぼの加藤さんも言っており私もその通りではないかなと感じています。
小学校の新常識⑧:鍵盤ハーモニカを使わない
小学生の低学年の楽器の定番といえば、昔からあるのが鍵盤ハーモニカ(ピアニカ・メロディオンなどとも言いますね)ですよね。
しかしコロナ禍により、ここ最近では状況が変わってきています。
鍵盤ハーモニカは息を吹くことで音が鳴る仕組みの楽器のため、大勢で使用すると飛沫感染の恐れがあるということで、昨今では授業で鍵盤ハーモニカを使用しない学校も多いと聞きました。
また、使用する場合には下にタオルを敷いて飛沫が広がらない対策を取ったりもしているようです。
最近では鍵盤ハーモニカの代わりに、このようなミニキーボードを使用して授業をする学校も増えてきているようですよ。
なお、高学年になると縦笛(リコーダー)も使うようになってきますが、こちらも鍵盤ハーモニカ同様に使用を控える学校が増えてきているとのことです。
小学校の新常識⑨:体育座り禁止
昨今体育座り(三角座り)を禁止にする学校も増えているとニュースで見ました。
あのお尻を床につけて膝を抱えて座る体勢を長く維持していると腰や臀部に過度な負担がかかり、成長期の身体の発育によくないという意見があるからだそうです。
確かに学生時代、先生の長い話を聞くときにずーっと体育座りをさせられていたとき、すごく痛くて辛かったなぁと思い出しました。
実際、体育座りを強制することを廃止するよう求める意見が保護者や生徒から多く出ているようで、巷のアンケートでも半数が「廃止に賛成」と感じているようです!
小学校の新常識➉:水着の多様化・サンダル必須
スクール水着といえば、昔は女子はややハイレグのワンピースで男子はブーメランタイプの水着一択だったのではないでしょうか?
現在は学校指定の水着を廃止し、露出の少ないデザインの水着も華美でない範囲で自由に選ぶことができるようになりました。
またラッシュガードの着用が自由になった学校も多く、男女の身体の違いや成長期の変化をさりげなく隠して目立たず泳げるようになりました。
男女ともに身体のラインや肌を見せたくない子は意外に多くいるので、これで以前よりだいぶ安心してプールに入れるようになってきたように思います。
なお、昔はプールでサンダルを履くことはなかったように記憶しておりますが、今どきの小学校では衛生面・感染症対策の観点からもサンダルが必須アイテムになっております。
100均のビーチサンダルでもクロックスでも構わないようですが、このように目立つ箇所に名前を書きやすいスクール仕様のビーチサンダルはいま大人気です!
今どきの小学校にビックリ!昔と変わった小学生の新常識まとめ


時代の移り変わりやコロナ禍で変化した、今どきの小学校の新常識をまとめてみました!
少々窮屈で気の毒だな・・・と思うような変化もありましたが全ては子どもたちの安全を願っての変化なのでしょうね。
それに常に時代は移り変わっていくものですので、いつまでも大人の常識を押し付けるのもいかがなものかと思うのです。
まずは子どもたちが楽しく小学校生活を送ってくれることが親の一番の願いですね!
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