夫婦共働き世帯の子どもたちは、保育園を卒園後はほとんどの場合4/1から学童保育に通うことになります。
共働き世帯は年々増えており、2024年現在では公立小学校のクラスの約半数が学童保育に通っているとも言われています!
娘の小学校の担任の先生もそう言っていました!
とは言え、やはり我が子を学童保育に通わせるのに最初は不安や罪悪感がつきまといますし、
「もしかしてうちの子ってかわいそうなの・・・?」
と人の意見も気にしてしまいうのが親ゴコロですよね・・・。
しかし我が家では娘を実際にここまで二年間学童保育に通わせてみて、今では「学童保育は全然かわいそうではない!!」とハッキリ断言できます!
とはいえ、何事にもメリットがあればデメリットもあるのは当然ですので。
まずは、
◎学童保育ではどのように過ごすのか?
◎学童保育のメリットとデメリットは?
という部分にフューチャーして正直ベースでまとめてみました!
合わせて読みたい学童保育で必要なもの15選!学校がある日・ない日でそれぞれ必要な入学準備品
学童保育はかわいそうじゃない!メリットいっぱい
結論から申し上げまして、学童保育は楽しくて為になる場所です!
「かわいそう」と言う人は、おそらく『学童保育に通わせるなんてかわいそう』ではなく『共働きでママが家で子どもの帰宅を迎えてあげられないなんてかわいそう』と思っているはずなので、そもそも論点が違いますよね!気にしない!
特にきょうだいがいない我が家の一人っ子の娘にとって、学童は同年代の子どもとたっぷり遊べる貴重な場所であり家で一人で遊ぶよりも何倍も楽しい場所になっており「学校より学童の方が楽しい!」といつも言っています。
色々な学年のお友達もたくさんできるし、おやつも出るし、勉強(宿題)する時間もあるし、家よりも遊び道具・遊び相手・イベントが盛りだくさん!
時には外部からゲスト講師さんが来てくれたりもして、子供たちを常に楽しませてくれます。
何より家の中で一人で遊ばせるよりも、ダイナミックで魅力的な遊びが学童保育ではさせてもらえます。
学童保育は、のんびりした保育園生活から過酷な小学校生活へと切り替わる中での、丁度良いワンクッションになってくれていると感じます。
絶対に「学童保育はかわいそう」ではない、と断言します!
それを証拠に、学童をとっくに卒業した子どもたち(小4~中学生まで!)もしょっちゅう顔を出しにきます。第二の家みたいな感覚で安心するみたいです。
そんな学童保育での一日の過ごし方と、学童保育の魅力・メリットをまとめてみました!
学童保育での過ごし方
小学校の授業が終わると、学童保育へ移動して親の帰宅までの時間をそこで毎日過ごします。
例えば、こちらはある日の娘の放課後の過ごし方です。
これがごく普通の日のスタンダードな学童保育での過ごし方です。
娘の学童保育は児童館併設なのでイベントも多く、お祭りの日のためにみんなで工作など準備をしたり、定期的に外部講師が来てはモノづくりや昔の遊び集会などが開催されることもあり、飽きさせることがありません!
なお、子どもたちが今熱中しているのはドッチボール・めちゃあて(めちゃぶつけ、とも言います)というボール遊びです!
学校ではなかなか心行くまでお友達と遊ぶ時間がありませんが、学童保育ではお友達とお庭や遊戯室を使っていっぱいダイナミックな遊びができるのが良いですね。
参照学童や児童館で人気の『めちゃあて』って何?ローカルな名称なの?
なお夏休みなどの長期休暇中も親は仕事がありますので、朝から学童保育に預けることになります。
夏休み中のある一日の過ごし方は次のような感じでした!
夏休み中は長い時間学童保育で過ごすことになるので、いつもより自由な時間が多いです。
また毎日映画を鑑賞する時間があったり、毎日講師を招いたり学童の先生がたによる何かしらのイベントが開催されていて、スペシャル感がありました!(ベーゴマ大会・ダンス大会・UNO大会・プラ板製作・本格的な工作DAYなどなど)
天気の良い日には庭ですいか割りしたり、学童の合間には学校でプールの時間があったりもするので、なかなかに忙しく充実した日々を過ごしていましたね。
もちろん夏休み中ですので、この期間は親の実家に帰省したり、旅行へ行ったりすることもあるでしょう。長い日数をお休みしても減点にはなりません♪
なお、夏休み中ですので毎日お弁当作りが必須になります!Fight!
参照夏のお弁当が腐らない持たせ方!学童・習い事・クラブ活動などでの保冷・防腐対策
学童保育のメリット
実際に娘が現役で学童保育に通ってみてわかったメリットはこちらです。
①友達がたくさんできる
②年上・年下問わず仲良くなれる
③家や学校ではできない遊びが楽しめる
④宿題や勉強を済ませて帰れる
⑤季節のイベント行事が豊富
⑥守られた安全な環境の中で過ごしていてもらえる
メリット①友達がたくさんできる
学校でももちろんお友達はできますが、学童保育では毎日長い時間決まったメンツと一緒に過ごすので、まるできょうだいみたいに仲良くなれます。
大きい学年や下の学年のお友達もたくさんできます。
しかも学童でも学校でもクラスが一緒という子も何人かいるので、そのような仲間とは特に絆が深まり、親友のような関係になっていますね!
メリット②年上・年下問わず仲良くなれる
学童保育では異年齢交流が当たり前なので、年上・年下問わずごちゃまぜで遊ぶうちに自然と年齢関係なく仲良くなっていきます。
うちの娘は、一つ年上のサバサバした女の子にとても懐いております(笑)
一つ上の学年にあがると、みんな自然と下の学年の子に優しくしてあげるようになるので良い教育にもなっていると感じます。
メリット③家や学校ではできない遊びが楽しめる
公立の学童保育はだいたいが小学校の敷地内にあるか、児童館などと併設されていることもあり、広い庭や体育館を使ってダイナミックに遊ぶことができるのが大きなメリットの一つ。
娘が学童保育で一番好きな遊びは『めちゃあて』というドッチボールの個人戦みたいな遊びで、かなり激しい遊びです!
参照学童や児童館で人気の『めちゃあて』って何?ローカルな名称なの?
また遊戯室には大きなトランポリンやバスケットゴール、卓球場もありますし、音楽室には一通りの楽器も揃っています。
また、静かに遊びたい日には図書室で心行くまで本が読めますし(マンガもありますw)ピアノを練習してみたり、おままごとしたり、カードゲームしたり、工作に勤しんだり・・・と自由に楽しんでいます。
また疲れたらちょっと仮眠をとることもできます。
メリット④宿題や勉強を済ませて帰れる
子どもの宿題を毎日一緒にやるというのは非常に骨の折れる作業ですよね・・・笑
しかし学童保育では宿題を済ませてきてくれるので親としてはとても助かっています!
あとは帰宅後に丸つけしながらチェックしてあげるだけで済みます。
また、我が家では自宅学習ツールとして『Z会』を続けておりまして、夏休み中などは学童保育でも宿題以外のお勉強時間用にZ会のドリルを持参してやらせています。
家ではどうしてもだらけてしまい、サボりがちなドリル学習でもなぜか学童では真面目に毎日こなしてきます!
調子の良い日は一日でほとんど全部のページをこなして来る日もあるので、逆に長期休暇中は娘にとってはドリル学習がはかどるチャンスなのです(笑)
参照【無料】たのしーとで子供のおうち時間・学童時間が充実・楽しくなる!遊びながら学べるプリントが全部無料
メリット⑤季節のイベント行事が豊富
学童保育では春夏秋冬、季節に合わせたイベント行事がたくさん開かれます!
たとえば娘の学童保育では、お正月明けにはビンゴ大会、書き初め大会、羽根つき大会などが開かれました!
また夏には夏祭り、秋にはハロウィンのお祭りもあり、親子で店番担当などもやりながら楽しく参加しました!(休日)
学童保育のお部屋を事前にみんなで飾りつけして、当日はお友達と仮装して参加してゲームをプレイしては景品をもらったりして、とても楽しんでいました♪
イベント行事に参加することでさらに子供たちはお友達とさらに仲良くなれますし、大人も保護者同士の交流が深められます。
メリット⑥守られた安全な環境の中で過ごしていてもらえる
学童保育では、夏の猛暑日も冬の悪天候の日でも、温度管理や衛生管理の整った屋内(庭もあります)で遊んでいてもらえるので親としては非常にありがたいです!
また、きちんと子供たちを見守っていてくれる先生たちがいるので万が一ケガ・喧嘩等のトラブルが起きても報告があり、対処してくれるので信頼して預けられます。
さすがに小学生同士ですから、もしお友達とケンカしても保育園時代のように「ごめんね」「いいよ」と解決するとは限りませんよね。
ですので学童保育の先生は間に入ったり『謝ろうか、ごめんなさいは?』のようなことはしません。
危険なことが起こらないよう見守り続け、極力子ども同士で解決させるようにしていますとおっしゃっていました。
学童保育のデメリット
何事にもメリットがあればデメリットもあるのが普通です。
学童保育に通って感じたデメリットはこちらです。
①月々お金がかかる
②帰りが遅くなり疲れる
③倍率が高く、次年度も入れる確証はない
デメリット①月々お金がかかる
学童保育に通うには月々お金がかかります。
例えば娘の通う区営の学童保育では、月5500円の保育費がかかっており、毎月銀行から引き落としされています。
区営の保育園に通っていた時は、年長さんから保育料が無料化されていたので、またお金がかかるようになってしまったのは少し痛いとは思いました。
しかし放課後の長い時間を安全な環境で見守ってもらえる上おやつまで出してくれるので、決して高くはない額だと思います!
デメリット②帰りが遅くなり疲れる
学校ですでにヘトヘトになっているところ、学童保育へ移動して夕方まで過ごしますので、楽しい場所とはいえやはり疲れます。
冬場は特に帰宅時には真っ暗ですので、帰り道でウトウトしてしまうようなこともありますね。
デメリット③倍率が高く、次年度も入れる確証はない
冒頭でもお話したように、現在共働き世帯が急増していることもあって学童保育の倍率は保育園と同じように高く、厳しい争いになります。
新1年生は優先的に入れますのであまり心配いりませんが、2年生・3年生と学年が上がるにつれだんだん入りにくくなってきます。
例えば習い事で毎週決まった曜日に学童を早退したりする回数が多いと点数も低くなってしまうので、2年生では入れなかったというパターンもよく聞きます。
とはいえ学年があがると学童に行きたがらなくなる子も多いですし、いずれは通わなくなる場所ですので、学童以外の居場所もいくつか考えておけば問題ないと思います。
小学一年生、学童保育はかわいそうじゃない!実は学校より楽しくて為になる貴重な場所 まとめ
もうすぐお子さんが小学生になるにあたり学童保育に通わせる予定の皆さんへ、少しでも不安が和らぐようにこの記事を書きました。
「学童保育に通わせるのはかわいそう・・・?」
と不安の人も多いかと思いますが、決して!決してかわいそうではありません。
むしろ学童保育に通うことで子どもたちはお友達や先生と毎日充実した時間を過ごせています!
娘も
「学校より学童の方が好き!楽しいもん!」
と日頃から言っており、良い経験をたくさんさせていただいているなぁと感じております。
学童保育での過ごし方、そしてメリット・デメリットを経験を元にできるだけ正直に書きましたので、参考にしていただいたうえで安心して学童保育にお子さんを通わせていただければなぁと思います!
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