ある年の大晦日、急に娘の肘にトラブルが起きました。
それまではしゃいでいた娘が布団の上で転び、その後急に肘がだらんとしたまま動かすのを嫌がるので、救急病院で診察してもらった結果「肘内障」でした。※肘が外れているということ。
子供によく起こる「肘内障」、その症状や診察方法をご紹介します。
・子供の肘がダランとしたまま動かない
・子供の肘を動かすと痛がる
・肘の入れ方がわからない
肘内症?子供が急に肘を曲げるのを痛がったら外れているかも
1人でご機嫌ではしゃいで踊りまくっていた娘。
カ〜モンベイビ〜アメリカ♪キャッキャ♪
ドシーン!!
…エーン!いたいよ〜!!
どした?!なにが起きた?!
腕、痛い〜
それまで元気にはしゃいでいた娘が突然、左腕を痛がり泣きじゃくるのです。
見ると、左腕を下にダランと下げたまま。
少し様子を見ようと、膝枕にしてあげて泣き止むのを待ちました。
するとヒックヒックといいながら泣き止み、パパの膝の上で寝転びながらまた歌いはじめました。
呑気なパパは、
元気になった♪もうだいじょぶだろ♪
なんて言っているが、やはり何かおかしい。
じっと見ていると、パパの膝の上で機嫌を取り戻しているかのように見えるが、左腕は下げたまま動かさない。
もし骨折だったら、何してても痛くて泣くはず。
下に下げてると痛くないんだとしたら…
と、ふと友人の子供が肘が外れた時のことを思い出しました。うちも、もしかして…
でも残念ながら素人の私達では肘の捻り方もわからない。
それにもし脱臼じゃなかったら…
取り急ぎ、医者に行こう!!となりました。
しかし大晦日、かかりつけ医はやってない。
ここでまた夫のお得意の♯7119の出番です!
参照夜間・休日の子供のケガや病気…救急呼ぶか迷う!そんな時は電話相談でアドバイスしてもらおう!
大晦日でも診療してくれる、近くの病院をいくつか紹介してもらい、いざ病院へ!
肘内障の診察方法・治療方法は?
さすがに大晦日、診察まで2時間待ち、レントゲン撮影をしました。
肘を色んな角度から撮影したいみたいですが、曲げたがらない、上げたがらない。
苦労してやっと撮影完了!
レントゲン見る限りでは異常なし、との事で、骨折ではないことが判明し、少しホッとしました。
肘、少し外れてますかねぇ〜
と言って、徒手整復。(グイッと捻る!!!!)
アーン!!!…あれ?
これで治ったはずです。少しはまだ痛いかもしれませんが。手、上げてみて?
しかしヘソを曲げた娘、手を上げてくれず(笑)
※数分の押し問答の末、上げてくれました♪
医師にこう教わりました。気をつけましょう!
・2歳〜5歳頃の子供は比較的なりやすい
・癖になる子もいるから注意
肘内障とは?
参照:日本整形外科学会
肘内障(ちゅうないしょう)は、肘の輪状靭帯と橈骨頭がはずれかける、いわゆる亜脱臼を起こしてしまった状態のことです。手を引っ張るなど肘内障は子どもによく見られる怪我のひとつで、特に小学入学前までのお子さんに見ることが多いです。また、男女比でみると、女児にやや多い傾向があります。基本は、徒手整復術で治療します。治療後しばらくの間は再発しやすいため、注意が必要です。
参照:Medical Note
小さい子どもの体はまだ発達の途中。
靭帯と骨はまだ完全にくっついていないので、ちょっとしたはずみで亜脱臼を起こすことがよくあるそうです。
寝返り打つだけでなる事もあるとか!
小学生以降はあまり起こらなくなるそうです。
肘が抜けた!外れた!子供の肘内症の症状まとめ
大晦日にはしゃぎすぎた娘が肘内障になった体験をご紹介しました。
初めての経験でしたのでめちゃめちゃ焦りましたが、適切な処置を受ければすぐに回復する症状ですのでご安心を!
もしあなたのお子様も同じような症状でしたら、まずは小児科もしくは整形外科へ相談しましょう。
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