●育児に自信が持てない
●共働きしている
●保育園に子どもを預けるのに罪悪感がある
●帝王切開に誇りを持てないでいる
●子どもを可愛く思えないときがある
●子どもが憎たらしく思えるときがある
●子どもに怒ってばかりで自己嫌悪に陥る
育児の悩み、一人で抱えこんでいませんか?
誰しも赤ちゃんを産んだあの日から「お母さん」という立場になるわけですが、そういきなり理想のお母さんとしてふるまえるようになるはずがありませんよね。
子どもを育てていく過程では数々の困難が待っており、誰でもその都度立ち止まっては考えるの繰り返しです。
『いやいやえん』『ぐりとぐら』などの有名な著書を持つ中川李枝子さんのエッセイ『子どもはみんな問題児。』は、育児で頭を悩ますちょっぴり真面目なお母さんがたにぜひ読んでほしい!
大丈夫。子どもはどんなときだってママが一番大好きです。
育児迷子になってしまった初心者ママに、この本が優しくエールを送ってくれますよ。
子どもはみんな問題児。は、初めての育児書として大変おすすめです。
本書のあらすじ・感想をレポートしていきますね。
育児に悩めるお母さんは(お父さんも)本屋さんで出会ったらぜひ手に取ってみてください!
合わせて読みたい【育児豆知識】Twitterで知った!育児本には載ってない!覚えておいて損はない育児の便利ネタまとめ
子どもはみんな問題児。簡単なあらすじ
著者は『ぐりとぐら』『いやいやえん』などの著書で有名な児童文学作家・中川李枝子さんです。
実はとなりのトトロの『さんぽ』の作詞家でもあったり、17年間保育士をしていた経験がある、ということはあまり知られていないかもしれませんね!
子どもはみんな問題児。の内容は育児書ではありますが内容はおおらかであり、全ての迷えるお母さんへのエールに溢れています。
中川さんが実際に17年間保育士をしながら子どもに教わったことがゆるいエッセイ風につづられています。
長い保育士生活でわかったことは「子どもはお母さんが大好き」ということだ。どんなに子どもの気を引こうとしても、母親を超えてナンバー1にはなれなかった。
ああするべきこうするべき、と上からいうようなうるさい育児指南書ではなく、子供の目線まで下がった上での考察がとても優しく、初心者ママが背負ったガチガチの肩の荷をそっと下ろしてくれるのです。
子どもはみんな問題児。私の感想レポート
まず一言でこの本の感想をお伝えするならば「救われた」の一言です。
私は、我が子を保育園預けることに罪悪感を感じ、せっかくもらった保育園の内定を取り消して育休延長しようかどうかと本気で悩んでしまっていた時期にこの本に出会いました。
参照【体験談】私、産後うつ・育児ノイローゼかも…?我が子は世界一可愛いけど、育児は孤独でツラい!
まだハイハイもできない0歳の我が子を保育園に預けてまでする仕事をする意味とは・・・
本当はこの子の『初めて』を全て見届けたいのに・・・
保育園に預けないと仕事はできないし、保活は厳しいから2歳まで待ったら仕事辞めなくてはならなくなるし・・・
短い貴重な赤ちゃん時代の色々を見ることができず、育児放棄と言われるのではないか?子供の心が離れてしまうのではないか?そんなモヤモヤした気持ちを、この本がそっと取り除いてくれました。
保育園について中川さんはこのように述べられています。
大人からすると「仕事をしている間に行かせるところ」でしょうが、子どもはそうは思っていません。親が働いているから行くのでなく、自分が行きたいから行くところです。
子どもは好奇心旺盛なのでうちになんか閉じこもっていられない。
保育園には家にないおもちゃ・遊び相手がいて、家ではできないダイナミックな遊びもできる。そして守ってくれる先生もいる。
冒頭にバーンとそのように書いてあり、一気に肩の力が抜けたのを覚えています。
そして、どんなに保育園で過ごす時間が長くても先生はお母さんを超えて一位にはなれない、子供は保育園でも大好きなお母さんの自慢をしている、という中川さんの文章を読んで
「なーんだ、私は私でしっかり背中を見せて生きていればいいんだ!帰ったらしっかり子どもの話を聞いてあげたらいいんだ!」
と、自信を持って働きに行くことができるようになりました。
またこんな記述もあり、ただただ感心しました!
お母さんのお腹には切った跡がある”って、それが自慢なのよ
と子供がお友達に自慢すると「うちのお母さんは盲腸切ったんだよ」と張り合う園児たち。
中でも帝王切開・盲腸・胆石の3つの傷をお腹に持つママの子供Yちゃんは、小さい時からその傷を眺めては触れてきっとその雄姿を誇りに思っていたことでしょう。
なんと大きくなってお医者さんになったとのことです!
Yちゃんはお風呂に入るたびにお母さんの三つの傷跡を眺めていたんでしょう。触って感心もしたのでしょう。大きくなって女医さんになりました。
お母さんの傷を見て、話を聞いて、友達に自慢した子がお医者さんになる。だから私は、どこのおうちでも気づかなくても早期教育をしているのよって言っています
普通分娩がよくて帝王切開はダメだとか、無痛分娩はダメだとかそんなくだらないことを言っているのは大人だけで、子供たちはむしろお母さんの頑張りを誇りに思って張り合い、大好きなお母さん自慢をしているのですよね!
この本を読んで、改めて子どもの素直な気持ちを尊重しながらゆるく育児していきたいと強く思ったのでした。
子どもはみんな問題児。の世間の読書感想レビュー
子どもはみんな問題児。のSNSやネット上で見つけた感想・レビューをご紹介します。
こちら『子どもはみんな問題児。』も名著でした。
仕事をしていて、子どもといる時間が短くても、子どもは大切に思われているかどうか知っている。親は子どもの安全地帯であればいい。
自分の子育てに自信を持とう。 pic.twitter.com/vUyNxnRtDI— なおと (@dynamic_ninjya) November 3, 2020
【子どもはみんな問題児より】
-おりこうさんで、言うことがすぐに分かって「はいはい」という子だったらつまらないではないですか。-去年はこんなことを言える余裕がなかったなあ。どれだけ、自分の都合を押し付けていたか。
でも、こう思いたいしこれからそうなっていきたい!
— おしあや (@osiaya84) June 5, 2019
「子どもはみんな問題児。」(中川季枝子著)読了「ぐりとぐら」の作者の本。最後には涙が溢れてしまった。以下抜粋。「子育てに追われておしゃれもできない、社会から取り残されているなどとぼやいていますが、そんなことはありません。あなたはまぶしいほど輝いています。」
— nico (@nicoringo1980) February 16, 2018
ちょっと前までモンテッソーリ教育とやら調べたりして、うちの子は癇癪とか起こさず扱いやすい子だといいなぁとか考えてたけど、この本を読んで、なんておこがましかったんだろうと反省。子供ってこういうもんだよなと気が楽になった。
子どもはみんな問題児。 https://t.co/HRApZ5MkrI
— はちこ®︎ 妊娠29w🐘 34歳 (@merari12345678) April 27, 2021
購入してよかった。時々読んで子供の気持ちを理解しなおして 子育てに役立てています。子供と関わる仕事をしている時も、とても参考になりました。
参照:Amazon
うちの子大丈夫?なんて心配するなんて、予想以上でした。親の心って、ほんまになってみるまでわからないんやな、と。
ネットなどの情報や友人との話でも助けられるのですが、それでも逆にプレッシャーになる情報もあり、メゲること落ち込むことがあったので、この本を買いました。
読みやすく、難しい内容でなく、励まされました。
参照:Amazon
『子どもはみんな問題児。』あらすじと感想レポート。育児に悩む保護者に読んでほしい まとめ
児童文学作家であり作詞家の中川李枝子さんの育児書『子どもはみんな問題児。』の簡単なあらすじと感想レポートをお届けしました。
発売は2015年3月ですが、内容は中川さんが実際に保育士だったころの経験を元に綴っているもので30年以上昔の出来事になるのですが、今読んでも全く古さを感じさせず、むしろお母さんたちに気づきを与え、勇気づけてくれます。
子育てをしていると節目節目で細かいことが気になってしまったり、思うようにいかないジレンマにイライラしてしまったり、正解が見つからずモヤモヤしてしまうこともありますよね。
- 育児に自信が持てない
- 共働きしている
- 保育園に子どもを預けるのに罪悪感がある
- 帝王切開に誇りを持てないでいる
- 子どもを可愛く思えないときがある
- 子どもが憎たらしく思えるときがある
- 子どもに怒ってばかりで自己嫌悪に陥る
こんなときは是非この本を手に取ってみてください。
優しく肩の荷を下ろしてくれ、お母さんにエールを送ってくれますよ。
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